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しろかねたかなわクリニック

ことのは日記

 「子どもたちへの心のケアはどうする?」

2020年04月12日
 しろかねたかなわクリニック、臨床心理士・公認心理師のみかです。春を迎え、クリニックのでは、カロライナジャスミンが良い香りを漂わせながら咲いています。

 新型コロナウイルスの感染拡大による、子どもたちへの影響も心配ですね。

 学校の休校が、長いお子さんでは3月のはじめから現時点で連休明けまで続く予定ということは、私たち大人が想像している以上に影響が大きいかもしれません。このようなストレスに対して、子どもは、例えば、イライラして怒りっぽくなったり、いわゆる「赤ちゃん返り」のような行動の退行を示したり、おねしょをするようになったり、などで様々な反応を示ことがあるようです。

 誰にでもできる、子どもたちへの心のケアはどんなことがあるでしょうか?

●子どもたちの話を聴く:子ども自身が話したいときに、耳を傾けてみましょう。話を聴きながらうなずく、相槌をうってあげると、子どもは安心して話すことができるかもしれません。

●いつもと異なる行動も、この時期は自然な反応かもしれません:暴力的になったり、赤ちゃん返りしたりなどの反応は、不安な気持ちの表れかもしれません。また、自分なりに現実を受け止めようとして、いつもと異なる行動をとることもあります。否定せずに、子どもの回復力を信じて様子をみてみましょう

●子どもに接する大人も心身のケアが必要:経験をしたことのない社会状況において、大人であっても心身ともに疲労を感じると思います。

 心のケアは、専門家でなくても、少しの配慮と気遣いがあれば、誰にでもできる支援です。わたしたち大人11人の温かな行動や声かけで、子どもたちの不安を和らげることができます。そして何よりも、私たち大人の心の安定が、子どもの心の安定につながりますので、自分自身の心と身体をやすめることを忘れないようにしましょう。

<参考>
【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症:子どものSOSと大人のストレスに対応を」小橋孝介

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14328

新型コロナウイルスの影響で、不安な気持ちを抱える子どもたちの心のケア
https://www.plan-international.jp/news/info/20200304_21594/