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しろかねたかなわクリニック

診療案内

当院での診療

わたしたちは、日々の生活において「仕事」「子育て」「学業」「病気」「介護」など、多くのことを経験します。このような体験は、生きていくうえで成長のきっかけにもなりますが、時に負担となり、からだやこころの不調をもたらすこともあります。しろかねたかなわクリニックは、こういった不安や悩みを1人で抱え込むことなく、気軽に立ち寄って相談できるようなクリニックを目指しております。さまざまな専門領域で経験を積んだ医師、心理士、看護師が、患者様とそのご家族が、自分らしく、そのご家庭らしさを大切にしながらも、より豊かに暮らせる方法をご一緒に考えてまいります。
次のようなことでお悩みの方、ご家族の方はご相談ください
  • 気もちが落ち込む
  • 不安や焦りがある
  • 寝つきが悪い、夜中に何度も目がさめる
  • 学校や会社に行くのがつらい
  • いらいらしたり、怒りっぽい
  • 友だちや同僚と関係がうまく築けない
  • 忘れ物やミスがおおい
  • 昼間とても眠い
  • もの忘れがひどい

児童・思春期精神科外来

児童・思春期精神科外来では、専門の医師と心理士が、お子さんのこころの問題、発達の相談に応じます。
かんしゃくや強い不安といったの情緒の問題や自閉症スペクトラムや注意欠如多動症などの発達障害などについて、また、お子さんとの対応で困られているご両親の相談にも対応しております。

児童・思春期のお子さんの診療に際しましては、充分な時間が必要なことがございますので、当院では、下記のような対応をしております。

1.初診(最初の受診)

手続き・診察をふくめて1時間半ほどかかります。診断の確定には、数回の診察や心理検査が必要となることがあります。

2.再診(2度目以降の受診)

15分の診療枠を基本とし、予約料(選定療養費)をいただいております。診断や今後の治療方針のご説明、親子それぞれカウンセリングが必要な際などは、30分や45分での診察(予約料別途)となることもございます。予約料(選定療養費)の詳細は、スタッフにお尋ねください。(クリニックに掲示してあります)

3.診療予約について

原則、予約での診療です。急な病状の悪化などへは適宜対応いたしますが、予約の患者さんを優先いたしますので、お待ちいただいたり、充分なお時間が取れないこともございますこと、ご了承ください。
次回の予約については、医師の指示に基づいて受付でお取りしております。診療時間や来院の間隔については、医師が治療を考えて判断していることをご理解ください。

4.治療の流れ

初診:
いま、お困りのことをお伺いします。病状に応じて必要な場合には、お薬を処方することがございます。心理検査については、ご本人の状況によって早期に行う場合と、しばらく通院いただいてから行う場合がございます。

再診:
前回受診からの経過をお伺いします。ご家庭や学校で対応について一緒に考えます。処方がある際は、効果や副作用の有無を確認いたします。

初診からしばらくは、ご本人・ご家族・医師が一緒に状況を整理する時間になります。 具体的な対応策などがすぐに見つからないこともありますが、お子さんの特徴や傾向について理解を深めることが、お子さんの状況の好転につながります。診療時間内でお話を伺いきれない場合には、心理士が対応することもございます。
学校、地域の相談機関などと連携が必要な場合には、同意をいただいたうえで、クリニックと当該機関で連絡をいたします。

5.検査について

当院では、知能・情緒などの評価を行う際に、各種心理検査を利用しております。検査の必要性や種類はガイドラインなどに沿って医師が判断いたします。

6.カウンセリングについて

お薬ではなくカウンセリングを受けたいというご希望が多くございますが、病状が良くない状態では、まずはお薬を服用することや生活習慣・環境を整えるという治療が優先となります。
病状がある程度安定したうえで、必要に応じて医師または心理士がカウンセリングを行います。
カウンセリングの導入時期・内容などについては医師の判断による治療であることをご理解ください。

周産期メンタルヘルス外来

女性の一生のなかでも、妊娠中や出産後は、特に心の変調をきたしやすい時期といわれています。現在わが国の産後うつ病は約7人にひとりの割合で発症しており、かなりの高頻度ともいえます。
「睡眠が十分にとれない」「食欲がわかない」などの症状や、「子育てに自信が持てない」「待ち望んでいた赤ちゃんだったはずなのに、お世話が面倒に思えてしまう」「赤ちゃんが可愛く思えない」と感じ、自分は子供を育てる資格がないのではないか、といった自分を責める気もちが起こります。妊娠・出産・育児に喜びを見出すことができないと、お母さん自身も苦しく、本来の力を発揮することが難しくなってしまいます。
当院では、妊娠中や出産後、そしてその後の長い子育てにおいて、切れ目のない支援を行っております。どうぞお気軽にご相談ください。

睡眠障害

近年、睡眠と睡眠障害に関心が高くなってきております。睡眠障害の種類や原因もさまざまです。

当院では、
  • 不眠症
  • 概日リズム睡眠障害
  • 睡眠時無呼吸低呼吸症候群
  • むずむず脚症候群
といった、疾患の診断・治療を行っております。

診断に入院が必要となる方には連携医療機関をご紹介しております。睡眠衛生についての説明、薬物療法、その他の治療方法をご本人と検討していきます。

がん患者さんとご家族のこころのケア外来

がん医療の進歩により、がんになっても長期生存することが可能になり、長い人生を送ることが可能な時代になりました。同時に、がん患者さんは、がんの治療中に様々なストレスに直面し、時に精神的なケアや治療が必要な患者さんも多くいるといわれています。患者さんだけでなく、その方を支えるご家族もつらい気もちを持たれている方も多くいらっしゃいます。

当院では、がんによる心のつらさを和らげるサイコオンコロジー(精神腫瘍科)を専門とする医師および臨床心理士が、つらい気もちを抱かれている患者さんやそのご家族の診療・カウンセリングにあたります。

がん患者さんの子育て支援やお子様をがんで亡くされたご両親、親を亡くしたお子さんの支援、そして愛する人をがんによって亡くされた方々に対しても必要に応じた治療およびカウンセリングを行っております。

もの忘れ外来

もの忘れは、加齢や認知症、また、認知症の前の段階と言われる軽度認知障害(MCI : Mild Cognitive Impairment)などで生じます。
また、こういった状態や疾患では、もの忘れだけでなく、意欲や興味の低下や、段取りが付けにくくなったり、性格の変化などもみられ、日常生活に困難が生じてくるために、一緒に生活している家族が変化に気づき、受診につながることがあります。

当院では、問診・心理検査、必要に応じて連携医療機関にて行う画像検査(CTやMRI)から、診断や治療・介入方針を検討します。

連携病院

当院では近隣の総合病院と連携して地域医療を行っております。
入院や専門的な検査や治療が必要な場合には、専門の医療機関を紹介いたしますのでご相談ください。